2009年03月15日
玄翁
かなづち・ハンマーなど様々な呼び名がある道具、この打撃面が対象にあるかなづちは、正式には両口玄翁(りょうぐちげんのう)と言います。
重さも様々で用途に応じて2~3種類使い分けてます。
よく見ると、叩くところが平らなのが左側で、右側は少し曲面になってます。
どうしてこんな風になっているかというと、平らなほうは打撃を釘に真直ぐ伝えるために平たくなっています。釘の頭に当たるとき滑らないようそうなっていますが、曲面のほうは釘の最後の締め打ちに使います。
締め打ちは釘の面がごく僅かに材料面より沈んで欲しいので、平面でそれをやると材料面に凹み傷を作ってしまう。 それを防ぐために僅かな曲面になっています。
柄には、穴の深さなど計れるように目盛りを刻んでいます。
ガンガン叩くだけの道具ではないということです。
でも、最近はビス(ねじ)の使用や、釘を打つ工具におされ気味です。
明日は材料運び、はやく寝よっと! おやすみなさい Zzz・・・
Posted by k at 21:08│Comments(0)
│雑学