2009年03月17日
さしがね
曲尺・指し金・指矩など、書き方いろいろ、使い方いろいろ
直角や長さなど計るものさしが「さしがね」です。
大工の寸法の基準は尺です。その尺を基準にした直角に曲がったものさしです。(1尺は約303ミリ)
現在ある日本の住宅の多くが尺モジュールを基本モジュールで創られています。
解りやすく言うと部屋の大きさの8畳は畳8枚分の大きさということですが、畳は3尺×6尺の大きさが基本です。
大工の道具のなかで、よく使い なくてはならない道具なのにかかわらず、
使いこなすのはとても難しい道具だと思います。
なにせ、さしがねの使い方だけの本が出版されているくらいですから。
直角はもちろん、屋根の勾配から、長さ・出隅の角度など。これ一本で・・・もっともっとetc
すごい道具です。正直kはこの機能を使いこなせていません。ただ直角の定規を・・・
使い方を知りはじめると、奥の深い道具です。
道具を知れば知るほどこれを作った人は「すごいっ!」と思うのですが、
このさしがねは、「いちばんすごいっ!」です。
Posted by k at 17:22│Comments(0)
│雑学